数日前のこと、夜に姉が私のスマホへ何度か電話をかけたらしいのだが全く鳴らなくて気が付かなかった、アプリの不具合のせいではない、スマホのバッテリーが切れていたのだ、昼前に「ああ、スマホの充電をしなければ」と3日ぶりに思っていたのがバッテリーの残り9%の段階だったのだが忘れてしまっていた。
朝になってスマホの電源が落ちていたのでバッテリー切れだと気付いてすぐに充電、30%ほどまで回復した時点で続きは帰宅後ということにして仕事に行く時に持ち出したのだった。
そう、スマホはうっかり充電を忘れることがある、忘れなくても残り少なくなった時に音声通話などをするとあっという間にバッテリー切れとなってしまう、そこで固定電話があればいいなと思うようになり、ネットでVoIPアダプタを探していたところでVoIP機能の付いたルーターというのもあるのだと思い出して中古を検索、付属品は無しだが800円ほどで1台見つけて即購入、今日届いて今までのルーターと置き換えて現在使用中なのである。
基本的な設定を済ませ、あとは押し入れの箱の中に入れている以前使っていた電話機を取り出して中古ルーターに接続、VoIPの設定を済ませてテスト発呼に着呼、全く悩むこともなく問題なく使えている上に安く済んだので大満足である。
中古ルーターはヤマハのRT57iという機種、回線はWiMaxだ、若干の音声遅延があるものの音質は明瞭で使いやすい、ルーターそのものも手堅く作られている感じで印象は良い、商品ページで見るような筐体ではないのは土台（脚）の部分が無いからであろう、細かいキズや経年劣化と使用感もある、うん、ルーターやVoIPアダプタとして不具合なく機能さえすれば私は全く構わないのである、ACアダプターも付属していなかったが9V1.3Aのものが余っているので新しく買うこともなかった。
使用感は昔の固定電話そのままだ、試しにかけてみるとスマホと電話機の両方で同時に鳴り出し、どちらかを取るともう片方が5秒ほどのタイムラグで鳴り止む、ルーターを介した電話機で受けても思った以上に音声はクリアで使い勝手は大変良い。
スマホのアプリ画面で確認するとチャージしていた通話料の残りが177円になっていた、最後にチャージしたのはいつのことだったろう？ 基本料金も無い先払いのこのシステムのメリットは私にとっては大変大きい、近日中にコンビニで2000円チャージしておこうと思う。
完全な固定電話とは違う擬似固定電話なれど、夜間にフライトモードや電源を切っている時などの着呼も心配しなくてよくなった、ブラステルは便利である。
（2017年10月16日追記）
ブラステルとPC（Linux）にLinphoneをインストールし使った記事を
「PCでもLinphoneでブラステル」（2017年10月14日）
・・・としてアップ済みです、ご興味があればどうぞ。＞皆様
（2018年1月3日追記）
ブラステルのGSMとPCMUの各音質、そして参考までにSmartalkの音質とも比べてみた記事を
「ブラステルの音質」（2018年1月3日のブログ）
・・・としてアップしているのでご興味があればどうぞ。＞皆様
