2016年5月13日金曜日

この胡散臭さよ

東京都知事の舛添要一が会見を開いた、横暴ぶりが週刊誌にリークされたことに端を発した騒動の釈明である。

その中で、木更津のホテルに会議として宿泊していたことになっているのに家族らも同行しており、会議を装った私的な家族旅行だったのではという点については、「会議に使用していたとはいえ、家族と宿泊していた部屋を利用していたことから懸念を招いたことについては反省している」と言い、あくまで会議はしたのだという態度は崩さなかった。

だが、そんなものは一般市民が信用するわけがない、何故わざわざ正月に会議を開くのかといった点から失笑ものである。

この人についてはさらにいろいろな問題が浮上している、さも当然だと言うかのように平気で公用車を使って何度も別荘へ通ったり、そんな土地など簡単には見つからない状況なのに韓国人学校に都有地を貸与するという計画を独断に近い状態で進めていたりもする、当然のことながら都の職員や都議会では反発する人が出てくる、何より足元の職員らの心を掴めていない点は大きな痛手だと言えるだろう、都知事だぞと強権を振りかざし、大きな顔をして威張るだけでは何も成し得ないのである。

今日の釈明会見の冒頭で「ご心配をいただいている皆様には心からお詫び申し上げます」と言った、そう、「こんなやつに任せてしまって大丈夫なのか」と溢れて滴りそうなほどの猜疑心で眉をひそめてジッと見ている人も多かろう、この人そのものを心配しているわけではないと思う。

私は都民ではないが同じ日本という国の首都の知事がどんな人なのかは大いに気になる、私は、この人は信頼するには全く値しないと思っている、それどころか強く嫌悪しているのだ。

こんな不愉快な釈明会見を目にして何という嫌な日なのだと思ったら今日は13日の金曜日だった、ほほう。