2016年10月25日火曜日

とんかつ店の悲鳴

キャベツの価格が極端に高い、全国的な天候不順と九州内の産地では震災の影響が大きいのだと思う、熊本や大分の産地では阿蘇山の噴火で火山灰を被ったキャベツは出荷できないと聞いた。

いつも利用するディスカウントストアで1玉399円という価格、昨年12月の安値(2015年12月13日のブログ)が嘘のようだ、399円では誰も買わないので普段は野菜売り場の中央付近で積まれているキャベツも壁際の棚にひっそりと置いてあるだけになってしまった。

まあ、値が戻るまでの一時的なものだろうけれど。

どこの店にせよスーパーに寄るとキャベツの価格をチェックするのが癖になってしまった、ここ10日間ほどで最も高い店は1玉458円(高っ!)、安い店で280円という具合。

こんなに高いと売れないので買いやすいように店側も1/2サイズに加えて1/4サイズも用意している。

姉が言うには地元テレビ局のニュースでキャベツ高騰のあおりをとんかつ店がまともに受けて大変だという話をしていて、市内某店の店主は「ほんとに深刻です」と言っていたらしい、ごはんとキャベツはお代わり自由なのが定着しているので高くなったからと言って中止するわけにもいかず、いつでも安いもやしやきのこ類を代替とするわけにもいかない、だが客はキャベツ大好きなので山盛りのお代わりにドレッシングを掛けて美味しそうに食べているそうだ。

「肉よりも高くつくのでは?」と姉は言う、確かに、量によってはそうなるだろう。

食べ放題のビュッフェのサラダバーなどはキャベツ以外の高値の野菜も揃えておかねばならないのでもっと大変だろう、うわー・・・。

今はちょうど夏キャベツと冬キャベツの境といったところ、冬キャベツの出荷が本格化すれば高値もだいぶ落ち着くのでは・・・とは思っているしそうなって欲しいが、先に書いた天候不順や震災の影響がどれほど残るのかはまだ未知数、とんかつ店はもうしばらく苦しむだろうなと思う。