2016年12月30日金曜日

「自分ちゃん」

姉の年越し用として仕事場で仕入れた冷凍カニを夕方に持って行くと親子で年越し予定な姪っ子の他に甥っ子も来ていた、晩メシ食いに来たのかと思っていたら珍しいことに今夜はちょっと高めの弁当を3人分買ってきていた、そうか、暮れも押し詰まって何かと忙しいだろうからと気を利かせたのだろう。

なんと、甥っ子は年末年始を親子3人でまったり過ごすつもりらしい、昨日のブログにも書いた通り同僚との太宰府天満宮はどうしたのだと訊けばキャンセルしたと言う。

「ちょっと気まずくなったから」というのがその理由、なんでも、別の部署だが話をよくする人がいて、大晦日の年越しは太宰府天満宮でと話しをすると楽しそうだから都合が付けば自分も参加したいと言うので元のメンバーとの間に立って「じゃ、行けるかどうかお昼までに連絡してね」と伝えていたというのだが・・・。

昼を過ぎ、午後2時になってもまだ連絡は無し、元のメンバーから車1台で行くか2台に分かれて行くか決めなくてはいけないのではっきりしろと突かれるし、どうしたものかと連絡しても出てくれずに迎えた午後4時に相手から連絡があり「ああ、大宰府ですね? やっぱやめます、あはは」と軽く笑われて腹を立て、元のメンバーからは遅いと叱られ、結局、甥っ子は気まずくなり行くのを止めたという次第。

「『自分ちゃん』なんだもんなあ」と愚痴をこぼす、「自分ちゃん」か、甥っ子によれば自分本位で相手や周りのことなどには配慮しない人のことらしい、そうか、確かにそういう人はたくさんいる、自分に何か問題が起きた時や何かに興味が湧いた時は騒ぐのだけれど、問題が治まったり興味が薄れると騒いでいた時の周りの人は放置するだけという人。

そうだ、今年は私にもいた、車で軽微な事故を起こした面識のある人だ(2016年11月20日のブログ)、被害者側との何らかのトラブルが起きようが起きまいが報告をよろしくと伝え応諾したはずなのに放置され、法律に詳しい人との間に入っていた私も気まずい思いをしたのだった。

私も甥っ子も、そういう「自分ちゃん」とは関わらないようにしなくてはならない、まあ、私の場合はその件の人を見掛けても既に話すらしないけれど。

さて、持って行った冷凍カニを見て姪っ子が「一番美味しい食べ方は?」と私に訊いた、私だったら自然解凍でポン酢で食うだろう、サッと火が通る程度で鍋というのもある、まあ、いろいろ試すがいい。

続けて甲羅についた黒いポツポツは何なのかと訊いた、ああ、それは「カニビル」の卵だ、カニの甲羅は産卵場というだけなので身に入り込んでいるわけではない、見た目は気持ち悪いかもしれないが人に寄生などしないし、そもそも卵はもぬけの殻の場合が多いし、そうでなくとも茹でられて死んでいる。

それでも気持ち悪ければ解凍後に取り除いてしまえば良いのだ。

自宅でカニ料理をするという人へ、御参考まで。