2017年2月7日火曜日

こんなものを食うのか



年が明けて姉の住まいの隣人となにげない雑談中に偶然見つけた蟻道は、シロアリが近所に巣食っているだろうし、もしかすると姉の住まいにも入り込んでいる可能性を考えるきっかけになった。

そこで対策、土壌改良剤ではなく毒餌(ベイト剤)を使うことにした、これならばシロアリが本当にいて設置場所が良ければ毒餌で女王アリもろとも巣を壊滅させることが可能なはず、雨のかからぬ床下などの木材部にはホウ酸系の薬剤を使ってみようと思う。

購入した毒餌はイカリ消毒の「シロアリハンター」、3個入りもあるようが6個入りを買った。

箱には毒餌が仕込んである茶色いプラスチックのパックが入っていて思ったよりは大きいが空箱のように軽い、匂いは特に無い、シロアリが入ってくる下部のスリットからは誘引用の松の薄い板が見えている、シロアリなのでそういったものを食うのはもちろんなのだが、こんなものを食うとは・・・。

とはいえ、逆にシロアリから見れば人間が肉や魚に生野菜をばりばり食う姿などおぞましいに違いなのだろうけれど。

さっそく姉のところへ行って設置してきた、私がシロアリだったらどこを好むだろうと考えて台所や風呂場の近く、日当たりのよくない例の隣家側、そして縁側の近くである。

シロアリがいるなら是非ともバリバリと齧ってさっさと死に絶えて欲しいところではあるが、まったくいなくて齧られていないならそれに越したことはない、効果は2年も続くと書いてはいるが、年に1度は取り替えて場所を変えてもよさそうである。

桜の散るころにそっと持ち上げてみて、シロアリが噛み付いているかどうか確認してみようと思う、もし変化がなければ場所を変えてみる。

ちなみに、シロアリは隠れて活動している時は文字通り白いのだが、そろそろ衣替えという季節から始まる飛散時期に一斉に飛び立つそれは白くない、まるで普通の黒いアリだ、黒いアリに羽が生えているような感じなのでシロアリだとは思わない人のほうが多いと思う(2015年4月26日のブログ)。

うっかり見逃すことのないよう、住まいの中の見慣れぬ小さな虫はじっくり観察のほど。>皆様

木材部へのホウ酸系薬剤の散布は今月中にしようと思う、私は畳を上げて床下に潜り込んだりするのは好きではない、暗くて狭くて埃っぽいからである、まあ、好きだという人など滅多にいないとは思うが、こういうのはゲイの私だろうがストレートな他所だろうが大抵は男がやる作業になっている、姉が畳を上げ床板を剥ぎ「どっこいしょっ!」などと潜り込んだりする姿など想像もできない、やれやれである。