2017年6月27日火曜日

「たまちゃん」

午前中にいつも利用している副食材の食材卸業の営業さんがやって来た、来週から土曜と日曜は別の新人営業が担当しますからと挨拶に来たのだ、後には新人だがずっと年上そうな中年がいた、とはいえ私よりはまだ若い。

その年上の新人をググっと引っ張って「『たまちゃん』って呼んでやってください」と紹介するので「ネコ科の新人さんですな」と言うと笑っていた、名前の一部に「玉」という文字が使われているので皆の間ではたまちゃんと呼ばれているのだという。

私はたまちゃんという呼び名に縁がある、元実家町内にはプロ並みの腕前なボウリング好きのたまちゃんがいる、この人は自分専用の球を幾つか持っていて、休日にその球が入ったバッグを車に積んでボウリング場へ行ったりするのでたまちゃんと呼ばれているらしい。

私がよく散歩をする公園にいる甘えん坊で大柄なオス猫もたまちゃんだ、黒と白の柄で、警戒心が強くて恐る恐る寄ってきては人に甘えたがるという変わった猫、誰が名付けたのかは知らないが「たまちゃ〜ん」と呼んで餌を与えて撫でている人が複数いる、ちなみに似たような柄で一回り小柄な猫がもう1匹いるらしいのだが、そちらは「こたま」と呼ばれている。

私は大柄なたまちゃんはよく見掛けるし撫でてさせたりもするが、小柄なこたまのほうは見たことがない。

他には年上の素敵なガチデブさんにもたまちゃんがいるし、たまに行く飲み屋で居合わせるフケ専の子もたまちゃんだ。

ところで新人の営業さんは転職でこの職に就いたのかと思っていたら今までは事務だったそうなのだが、人手不足で営業を手伝えと言われ土曜と日曜の営業回りをするのだという、ということは日曜の休日は無くなってしまうのか、家族持ちなら困るだろうに。

ではたまちゃん、土曜と日曜、よろしくお願いします。

・・・などと、このブログの存在など知らぬ新人営業のたまちゃんに向けて書いたところで寝るとしよう。