2018年2月19日月曜日

そんな欠勤理由

午前中の休憩時間に副食材卸業の営業さんがやって来た、今年に入ってインフルエンザでダウンしていたたまちゃんだ(2018年1月4日のブログ)、担当の店舗が1軒増えたらしくいつもより少し遅めにやって来た、これからは以前のよりも少し遅めが通常の状態となる、その増えた1軒は毎度の門前払いにもめげず粘りに粘って掴んだ顧客なのだと喜んでいた。

私たちはお茶で休憩時間を過ごしていた、たまちゃんは折りたたみのイスを厨房から持ってきて輪の中に入ってきた、適当な湯呑を選んで自分でお茶を淹れてドッコイショだ、仕事の内容にも私たちにもすっかり慣れてくれている、逆に、私も毎週顔を見ないと心配になってしまう。

そんなたまちゃんから驚くべき話しを聞いた、昨年末の繁忙期に入ったパートさんが1人いるらしいが、今朝始業時間直前に休ませてくれと会社に電話が入ったらしい、体調が悪いのかと訊けばなんと出勤途中で犬か猫かのうんちを踏んでしまったからだとのこと、応対していてた会社側の人は勤続20年近い女性事務員、パートさんの欠勤理由を聞いた女性事務員は思わず「はぁ?」、女vs女のやりとりである。

「そんなものを踏んだからって休まれては困りますよ!」と言うとパートさんはうんちを踏んで働く気分が削がれたと言ったらしい、さらに、そんな気分のままじゃ仕事が手につかないしミスをするかもしれないとのこと。

なんでも、2週間ほど前にも「雨が結構降ってるから休みます」と一方的に言って休んだのだとか、その時も応対したのは今日と同じ女性事務員、結局、今日も一方的に言うだけ言って電話を切ってパートさんは休んでしまったらしい、女性事務員さんは憤慨しボロカスに愚痴っているという。

そんな話を聞いていた私の仕事場のパートさんも「はぁ?」、「そんなだから『女は』って言われるのよ」と言葉にイライラが滲んでいた。

たまちゃんによると事務所内でそのパートさんと女性事務員との視線の突き刺し合いが見ていて楽しいのだと言う、身動き一つにジロリといった感じでお互い嫌っているのがよく分かるらしい、ちなみにその女性事務員は自宅の階段で脚を踏み外して足首を骨折した時でも松葉杖が不要になる6週間全く休むことなく出社していた仕事人間だというではないか、なるほど、そういう人からすればうんちを踏んで欠勤するという人は我慢ならないだろうなと思う。

明日はパートさんも出社するはず、さて、女性事務員はどう出るのだろう、話の続きが気になるところ。