2018年5月10日木曜日

半分残しておきたいくらいの晴天

午後は早歩きをしても汗ばむこともない乾いたひやりとする北寄りの風が心地よい晴天だった、これから雨の季節なのでこういった青空の機会は減る、その後に安定した青空が続くとすれば「梅雨明け10日」な暑い夏かもしれない。

天気図を見ると九州の上には大陸からの移動性高気圧が位置している。

ああ、もったいない、この晴れた空を半分残しておいて連日続くようになるであろう雨の日にぶつけたいものである、相殺だ、土砂降りも小雨くらいにはなってくれるのではないか。

そんな取り置きなどできないのでせめて遠回りの家路で晴れの空の下を長めに歩いて自宅へと戻った、途中に寄り道したのは九州大学病院、またそこの1階にあるサブウェイでサンドを買った。

仕事を終えた病院内で働く人たちもかなり含まれているのだろう、病院の正面玄関あたりは人の数がやたらと多かった、私の自宅の最寄り駅であるJR箱崎駅よりも人の数が多い、まあ、JR箱崎駅そのものが利用客の少ない駅なので対比で書くと大袈裟な印象を与えてしまいそうだが。

そんな梅雨入り前の晴れた空を残しておこうと1枚パチリ、「この人何を撮っているのだろう」と不思議そうな顔をした女性が私の傍を通り過ぎた、少し離れてから私がスマホを向けていた方角を自ら確認、これといった被写体が何もないので顔を前に戻して遠ざかって行った。

青空だ、撮りたかったのは青空と西日に照らされる九大病院の壁の一部なのだ。

先に書いたように移動性高気圧は九州の上の位置しているが、やって来た高気圧は去って行くものでもある、土曜の遅くなってから雲が増え、日曜日は雨になり、月曜もぐずつくらしい。

今日はやっぱり半分残しておきたいくらいの晴天だった。